『心溢れさせたっ展』開催にあたっての想い

イラストの活動を始めて12年の月日が流れました。


個展をしてみたいと思っていたけど、

資金がないからいつかやろう、人気がないから

いつかやろうと、気がつけば12年もの間、

私は私の夢を叶えてあげませんでした。


というのは仮の理由で、

本当の理由は愛されていないことを知ることが怖かったのです。


私は幼少期に『愛されていない』という勘違いをしました。

もちろん、愛されてきました。


愛されたからこそ些細な出来事が思い込みを作り上げ、

大人になっても無意識にその思い込みが自分を支配していたことに気付きました。

(かわいい妹ができた時)

みんなの意識が妹に向き、私を見てくれなくなった。

(親の帰りが遅かった時)

帰ってくると言った時間に帰って来ずにずっと待っていた。


そんな出来事で、

“可愛くないと愛されないのかもしれない” 、

“私のことを愛してくれていないのかもしれない”

という思い込みを作り上げました。

この思い込みが何十年経っても今の私自身を苦しめていることに気付きました。


この思い込みを消したくて、消したくて、ずっと自分と向き合いました。

でも消えなくて、向き合うと辛くて、

辛くて、何度もわんわん泣きました。


そんな中で、ふっと、タイミングが来て、個展の開催を決めました。

この個展は、私が最高に愛されて生きていることを実感するために

神様がくれたプレゼントだと思っています。

数年前に、

『幸せじゃない人が他の人を幸せにすることはできないよ』

と言われました。


人を幸せにするから自分が幸せになれると思っていたのに、

どうやって自分が幸せになればいいのか?

とずっとモヤモヤしていました。


今はその答えが、

“もう私はすでに幸せ”で、

幸せになるんじゃなくて、

日常にあるほんとに些細な出来事から

“幸せにいくつ気付く事ができるか”が答えだったと気付きました。


私はたくさん愛されていました。

ずっとずっと応援してくれている人がいました。

家族、そして、この文章を読んでいる方の中に

活動を始めた当初から応援してくださっていた方もいるかもしれません。

私はずっとずっと、幸せでした。

私は私にもっと溢れている幸せに気付かせてあげたい。

もらった応援を全部受け取りたい。


そして、周りの人たちに1人で多く還元したい。


絵を描くということ、

それは私の心を満たす1つのツールです。


そんなわたしの心が溢れてこぼれ落ちた結晶(作品)で、

周りの人も満たしたい。


未完成な私が個展をすると決め、

そして今日この日を迎えられたことは

夢を叶えてくれた私と、

私を大切に応援してくださった周りの方々のおかげです。


愛を込めて、ありがとうございます。


Special Thanks!!